ゴルフ会員権の買い方ですが、これは株式と似たようなところがあります。株式の場合、発行するのはその会社が資金調達のために行うわけですが、ベンチャー企業などを除き、普通はその会社の受付に言って株式を買いたいと言ったところで購入することはできません。そうではなくて、まずは証券会社に口座を開き、証券会社を通じて株式市場から購入することになるわけですし、逆に売却の場合も同じです。ゴルフ会員権の買い方も似たようなもので、そのゴルフ場に連絡して買えることもありますが、一般的ではありません。
そうではなくて、ゴルフ会員権の売買を仲介する会社がありますので、そこに連絡する買い方となります。実はゴルフ会員権は売買のやり方のみならずその価格についても株式と類似点があり、相場が形成されていることがそれに当たります。相場は誰か一人が勝手に決めるものではなくて、需要と供給のバランスで決まるというか、買いたいと思う人が多い人気のあるゴルフ場であれば高くなりますし、逆に売りたいと思う人が多くなると相場は下がってしまいます。これも株式と全く同じように考えることができます。
ただ、株式の場合は証券会社は複数存在しても、株価として示されるものは一つしかありません。一方でゴルフ会員の場合は仲介会社は多数あって、それぞれが独立して経営していますので、市場での相場は確かに存在しても、実際の取引価格は会社によって異なることがあります。
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